国民審査の方法

国民審査とは、法律や公務員などの適否を国民が直接投票して審査する制度です。日本では、最高裁判所の裁判官に対して国民審査が取り入れられています。国民審査において、投票者の多数が罷免を可とする投票を行ったときには、その裁判官は罷免されます。国民審査の投票用紙には審査の対象となる全ての裁判官の氏名が記されており、投票者は罷免すべきだと思う裁判官がいればその氏名の上の欄にバツ印を記入します。この時、バツ印以外の記号を投票用紙に記入した場合は無効となります。また、「2人以上の裁判官の審査で自らバツ印を記載したものでないもの」と「何人の裁判官にバツ印を記載したのかが確認しにくい状態にあるもの」はその記載のみが無効となるとされています。バツ印が記入された国民審査の投票用紙は「罷免を可とする票」と呼ばれており、この「罷免を可とする票」が有効票数の過半数となった裁判官は罷免されます。ただし、その国民審査の投票率が1%未満であった場合には「罷免を可とする票」が有効票数の過半数であっても罷免はされません。バツ印などが何も記入されていない票は「罷免を可としない票」と呼ばれます。「罷免を可としない票」「罷免を可とする票」はそれぞれ一般には「信任票」「不信任票」と呼ばれることが多くなっています。

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